経済産業省が公表した「製品安全対策に係る総点検結果とりまとめ」に関する当社見解

昨日、経済産業省が公表した「製品安全対策に係る総点検結果とりまとめ」に、当社子会社のソフトバンクBB株式会社(以下SBB)及び、BBテクノロジー株式会社(以下BBT)が提供しているYahoo! BBの8M対応ADSLのモデムにて発生した事象に関する記載がございますが、本件に関する当社の見解を以下にお知らせ申し上げます。

経済産業省の報告では、Yahoo! BB8M対応ADSLのモデムにて、モデムのコード接続部分から火花が発生し、モデムのコネクタ周辺のプラスチック部分が溶けたとの記載がございますが、今回、SBBとBBTにおいて経済産業省の公表の根拠となっているお客様に該当すると思われるモデムを検証した結果では、電源回路のコンデンサに経年変化が生じ、規定以上の電流が流れたため、ヒューズが作動し回路動作が適切に遮断され、ヒューズが切れる際に、一瞬光を放ったという検証結果を得ております。検証の結果では発火の事実や周囲のプラスチック部分が溶けたという事実は確認されておりません。

Yahoo! BBのモデムでは、安全を確保するための措置として、コンデンサに不良が生じ、モデム内に過電流が流れた場合にはヒューズが作動し過電流が強制的に遮断されるように設計されております。遮断の瞬間には発光することや、非常にまれに多少の発熱をすることがありますが、モデム筺体には難燃性部材を使用しており、発火や火災に至る可能性はありません。

また、同タイプのモデムについて、発光(ヒューズ切れ)・発熱等による不具合の申告について本件を含め7件確認しておりますがいずれも「発火」に至る事態は起こりえないと推察しております。

お客様への対応といたしましては、SBB及びBBTにおいて、コンデンサの不具合を含め、モデムに不良が発生した際には速やかに取り替えるなどの対応をさせていただいております。

今回はお客様にご心配をおかけしましたことをお詫び申し上げます。

当社では今後も引き続き、お客様が安全で快適にインターネットをお使いいただけるよう全社を挙げて取り組んで参る所存です。

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