プレスリリース 1996年

電通とソフトバンク、新会社「サイバー・コミュニケーションズ」を設立 日本初のインターネット広告専門の広告会社

1996年5月15日

株式会社電通(成田豊社長、本社東京、資本金4,608百万円)とソフトバンク株式会社(孫正義社長、本社東京、資本金55,118百万円)は、日本で初めてのインターネット広告専門の広告会社を7月1日に設立します。新会社は「株式会社サイバー・コミュニケーションズ」。資本金は1億円、出資比率は電通が51%、ソフトバンクが49%で、本社所在地は東京、社長には番匠博隆(電通東京本社第17営業局)が就任します。

同社は、「日本および世界のインターネット・メディアに関するあらゆる広告サービスを、日本およびアジアの広告主に提供する業務」を主とします。国内外の有力なインターネット・メディアの広告スペースを購入し、電通等の広告会社を通じて販売します。 さらに、昨今、アクセス数が急増しているYahoo!(検索サービス)や媒体社等のインターネット・メディアを企業の広告コミュニケーションおよびマーケティング活動において的確に利用できる、インターネットのインフラ事業を展開する予定です。

米国のインターネット広告市場は2000年には約2,000億円とも言われ、日本においても急速な成長が見込まれています。同社は、米国の技術・ノウハウをいちはやく取り入れ、インターネット広告に特化します。これにより、広告主に対しては、インターネット広告の企画提案・セールスと共に、「双方向で測定可能」といったインターネットの特性を活かした具体的な「インタラクティブ・マーケティング」を提案し、インターネット広告のビジネスチャンスを拡大していきます。さらに、商用オンラインサービスにおける広告サービスも行う予定です。

また、媒体社に対しては、インターネット広告が売れる新たな販売チャネルをつくることで、各社の広告セールスを積極的に支援し、営業力の強化をはかる他、米国のインターネット・メディアの持つ先進技術やノウハウを提供します。特にこの分野は米国が先行しており、広告掲出手法、効果測定、料金設定に関わる技術・ノウハウを速やかに導入するためにストラテジック・パートナーとして米国SIM(ソフトバンク・インタラクティブ・マーケティング社)と業務提携します。売上高目標は、初年度(平成8年度)が4億円で、2000年には100億円を目指します。

新会社の概要は下記の通りです。

「株式会社サイバー・コミュニケーションズ」の概要

社名 株式会社サイバー・コミュニケーションズ
(英文社名:Cyber Communications Inc.)
設立 平成8年7月1日
資本金 1億円
出資比率
  • 電通 51%
  • ソフトバンク 49%
本社所在地 東京都中央区日本橋箱崎町24番1号(ソフトバンク株式会社内)
代表者名 番匠 博隆 (ばんしょう ひろたか)
社員数 設立当時は約10名(役員含む)
事業内容 インターネット・メディアの広告およびその周辺に関する以下の事業
  • 1)広告の提案、企画、制作、運営
  • 2)広告スペースの購入、販売
  • 3)セールスツールの開発
  • 4)アクセス数などの効果指標データの提供
  • 5)催事、出版、セミナー開催
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