プレスリリース 1999年

キングストン・テクノロジー社の売却及びジフ・デイビス・インク社による戦略的オプションの模索について

1999年7月15日

当社は、現在当社の米国における持株会社ソフトバンク・ホールディングス・インクを通じ保有しているキングストン・テクノロジー・カンパニー(本社:カリフォルニア州、代表者:ジョン・ツー、以下キングストン社)の全パートナーシップ(持分80%)を売却することを決定いたしました。

当社は、現在保有するキングストン社の全パートナーシップ(持分80%)を同社の創業者へ約450百万米ドル(円換算 約543億円:7/14終値1$=120.85円で換算)で売却する予定であり、これにより約600百万米ドル(円換算 約725億円:7/14終値1$=120.85円で換算)の売却損が今期の連結損益に計上される見込みであります。

但し、キングストン社の取得(平成8年9月)に要した総投資額は、約1,300億円(買収時平均レート:1$=110.73円)であり、今日まで金利・配当のネットベースの受取りですでに約290億円を回収しておりますので、この投資における当社の実損は約470億円になります。

尚、今回の売却によりキングストン社は当社の連結対象から外れることとなり、当社の今期以降の連結業績の数値に影響を及ぼすものと思われますが、その影響額の具体的数値については現時点では未確定であり、その数値がほぼ確定した段階であらためてご報告させていただく所存でございます。

ちなみに、平成11年3月期における当社連結業績における同社の売上高は約1,325億円、同社の無形固定資産等にかかる年間償却額は約69億円でありました。

また、当社はキングストン社に対し、偶発債務(平成16年3月31日後キングストン社の創業者がプットオプションを行使した場合、及びキングストン社の将来の業績が一定水準に到達した場合に当社に発生する追加支払い義務。)を有しておりましたが、今回の売却によりこの偶発債務は消滅いたします。

さらにこの度、当社の子会社ジフ・デイビス・インク(本社:ニューヨーク州、代表者:エリック・ヒッポー、以下ジフ・デイビス社)は、自らの株主価値の最大化を図るため、モルガン・スタンレー・ディーン・ウィッター社をインベストメント・アドバイザーとして採用し、新たな提携、合併、同社の持つ全てまたは一部の事業及び事業資産の売却、ジョイントベンチャー等の戦略的オプションの可能性を追求することを決断いたしました。当社は同社の親会社として、同社の意思決定を是認するとともに、同社の戦略的オプションの遂行に伴い当社の同社に対する持株比率が大幅に減少することがあったとしても、これに応じることを決定いたしました。

今回のキングストン社の売却及びジフ・デイビス社による戦略的オプションの模索に対する是認は、インターネット事業へ特化した当社の事業戦略に基づくものであり、経営資源のインターネット事業への集中を更に推進させるものであります。

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