プレスリリース 1999年

米国グローバル・クロッシング社及び米国マイクロソフト社との新規ジョイントベンチャーについて 日米間及びアジア地域に最先端の光ファイバー通信網を構築

1999年9月9日

当社は本日、米国グローバル・クロッシング社(Nasdaq:GBLX)及び米国マイクロソフト社(Nasdaq:MSFT)と日米間及びアジア地域において、最先端の高速光ファイバー通信網(海底・陸上光ファイバーケーブル)を構築する新規ジョイントベンチャー「アジア・グローバル・クロッシング社」を設立することで基本的に合意しました。この新規ジョイントベンチャーは日米間及び、中国、シンガポール、香港、韓国、マレーシア、フィリピンといったアジアの主要国に新しい高速光ファイバー通信網を構築し、すでにグローバル・54クロッシング社が世界の他の地域で持つ光ファイバー通信網と海底または陸上で接続させるプロジェクトです。

当社とマイクロソフト社は、この新規ジョイントベンチャーにそれぞれ$175百万米ドルずつ現金で出資するとともに、両社で3年間分の回線利用権$200百万米ドルを購入することに応諾しました。この現金出資分$350百万米ドルは新しい高速光ファイバー通信網の構築資金の一部に充当され、この構築資金の総額は約$12億8千万米ドルと推定されます。また当社およびマイクロソフト社は、両社の子会社にもこの新しい高速光ファイバー通信網を必要に応じいつでも利用させることができます。

グローバル・クロッシング社は、この新規ジョイントベンチャー(アジア・グローバル・クロッシング)に同社がすでに所有している太平洋横断海底ケーブル、パシフィック・クロッシング・ワン(日本〜米国西海岸間、全長21,000km、約$12億米ドルのプロジェクト。)の持分58%を現物出資することとなり、この新規ジョイントベンチャーの持分の約62%を所有することとなります。また、当社及びマイクロソフト社はそれぞれ約19%ずつを所有します。

今回立ち上げるアジア・グローバル・クロッシングは、前述の太平洋横断ケーブル、パシフィック・クロッシング・ワンとの接続を通じ、グローバル・クロッシング社が既に持つ、米国、ヨーロッパ、ラテンアメリカの主要160都市を結ぶ通信網にリンクすることが可能となります。
アジア・グローバル・クロッシングのプロジェクトは、以下の三段階で進められ全長38,640kmに及ぶ高速光ファイバー通信網を構築します。

  • 第1段階は2000年1月までに日米間が接続されます。この全長は21,000kmです。

  • 第2段階は2000年末までに、日本の拠点と台北(台湾)、シンガポール、香港、マレーシア、マニラとバタンガス(両フィリピン)のエリアにある拠点をつなぎ、この分の全長は10,140kmとなる予定です。

  • 第3段階は2001年6月までに、日本と中国の二つの拠点(ソウルの近くと台北の近くにそれぞれある)をつなぎ、この分の全長は7,500kmとなる予定です。

ここでは、初期段階で80Gbpsの速度をもつ、最新のテクノロジーを駆使した海底ケーブルを創り出すもので、更にこのシステムはDWDM(dense wavelength division multiplexing)により最大で1.28Tbps(trillionバイト/秒)まで拡大することができます。
上記の地域における敷設の後、3社は今回のジョイントベンチャーを、さらに西へ、タイやインド、南はインドネシア、オーストラリアやニュージーランドといった地域に拡大することにも合意しています。

アジア・グローバル・クロッシングの海底光ファイバー・ケーブルは、日本の阿字ヶ浦と志摩、米国西海岸、中国の天津と崇明島及び香港、台湾(台北の近くに二ヶ所)、フィリピンのマニラ、マレーシアのクワンタン、そしてシンガポールに上陸する予定であり、そこから地上光ファイバー・ケーブルを通じ、日本の東京・大阪・名古屋、台湾の台北、フィリピンのマカティ、マレーシアのクワラルンプール、香港、中国の北京と上海といった各国主要都市が高速光ファイバー通信網で完全にリンクすることになります。さらにこれがグローバル・クロッシングを通じ世界各地の高速光ファイバー通信網とリンクすることになります。

現在世界各国は、急速な勢いでインターネット時代に突入しつつあり、当社はこのインターネット革命の中で最先端を走り続けております。この新しいインターネット経済において絶対的に必要不可欠なのは、全世界とアクセスできる高速通信システムであり、今回の新規ジョイントベンチャー(アジア・グローバル・クロッシング)は、先般発表しました東京電力、マイクロソフト社との国内の通信網ジョイントベンチャー「高速インターネット事業」と相互補完し、総合的な高速インターネット事業を実現するものであります。

ご参考

米国グローバル・クロッシング社について

グローバル・クロッシング社は世界最先端のIPベースのデータ中心ネットワークやデータ、音声、動画、インターネット通信用の光ファイバープラットフォームの構築と運営を行っています。グローバル・クロッシング・ネットワークは五大陸にまたがり、世界の情報通信の80%が利用しています。グローバル・クロッシング社の新しいユニット、グローバル・マリン・システムは世界最大のケーブル敷設・メンテナンスの船隊を所有し、世界の海底ケーブルの3分の1以上が同社のサービスを受けています。同社はバミューダのハミルトンに本部をおき、米国のロサンゼルスに執行機関があります。

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