プレスリリース 2000年

米国CNETネットワークス社とZDNetの合併について

2000年7月21日

当社の米国持株会社ソフトバンク・アメリカ・インク(米国デラウェア州、代表者:孫正義、以下SBA)が保有するZDNet (NYSE: ZDZ)は、今年の第4四半期までに米国CNETネットワークス社(米国カリフォルニア州、代表者:Shelby Bonnie)と合併することになります。SBAは、合併後の会社の発行株17%を取得することになります。

この合併により、日本の「ZDNet」を運営するソフトバンク・ジーディーネット株式会社(東京都港区、社長:大槻利樹)は、CNETネットワークスの強力な日本拠点として、更なる利用者の拡大、事業拡張を図ります。

SBAは、当社100%出資の米国持株会社ソフトバンク・ホールディングスの100%子会社であり、連結子会社です。また、ソフトバンク・ジーディーネット株式会社は、当社100%出資の事業統括会社ソフトバンク・メディア・アンド・マーケティング株式会社(東京都港区、社長:岡崎眞)の子会社であり、連結子会社です。

なお、本件の当社連結業績に与える影響額及び本年度通期の当社連結業績の予想については、その予想数値がほぼ確定次第公表するものとします。

以下、米国にてCNETネットワークス社及びZDNetにより正式発表されたプレスリリースの和訳になります。

和訳

CNETネットワークスとZDNetが合併
技術製品・サービスの売買やサプライヤーのための世界トップクラスのプラットフォームづくりへ 23カ国に展開する、全インターネット上の8番目の巨大なITサイトに

サンフランシスコ(米国カリフォルニア州)7月19日 -- CNETネットワークス社(NASDAQ: CNET)とZDNet (NYSE: ZDZ)は合併契約を締結したことを発表しました。この契約によりCNETはZDNetを獲得し、企業や個人への最新の技術情報や関連サービスをオンライン、ワイヤレス機器、テレビ、ラジオ、出版分野など、様々なプラットフォームを通じて提供し、この分野におけるグローバル・リ—ダーを目指します。両社併せると、オンラインでの利用者は重複なしで月1,660万人に達し、全世界レベルでアクセス率22%を誇るインターネット上で8番目のサイトになります。* また、この合併によりCNETネットワークスはヨーロッパ、アジアでもトップクラスのグローバルなインターネット会社の一つとなります。**

今回の合併に際し、CNETネットワークスはZiff-Davis社の発行普通株を取得します。合併契約条件に従い、ZDの普通株(NYSE: ZD)一株がCNETネットワークス普通株の0.3397株に交換され、ZDNetの普通株(NYSE:ZDZ)一株がCNETネットワ—クス普通株の0.5932株に交換されます。CNETはこの取引でおよそ5000万株を発行する予定で、その価値は火曜日(7月18日)の終値に基づくと約16億ドルになります。この結果、Ziff -Davis株保有者は合併後の会社の約35%を持つことになります。

この取引は、両社の株主による承認やHart-Scott-Rodino Actによる待機期間の終了を必要とするなど、通例の諸条件の対象となります。Ziff-Davisの議決権株式の過半数を持つソフトバンクは、この取引に賛成投票することに同意しました。CNET株の約20%を持つ経営者メンバーも合併に賛成投票に同意しました。関係者は第4四半期にこの取引を完了する予定です。

合併完了前に、また合併の条件として、Ziff-Davisは既に発表したとおり、その見本市・会議ビジネスを分離独立させます。Ziff-Davisは同時にZD株主に対し一株あたり約2.5ドルの配当金を支払う予定です。これらは8月半ばに完了する予定です。

CNETネットワークスの代表取締役Shelby Bonnieは「テクノロジーはグローバル経済を推進しています。」「我々のビジョンは技術製品の売買者のため信頼の置ける情報と市場を提供することにあります。」「我々はユーザーがよりよい買い物ができ、効率よく売れ、より生産性を高めるため必要となる独自の情報を提供します。」「我々は合併によって、全サプライチェーンを通じ何兆ドルもの価値を持つこのグロ—バル市場に参入する能力を増進することになります。」と述べました。

ZDNet代表取締役社長のDan Rosensweigは「我々は来年5億ドルを超える収入を見込むグローバル企業を創造しようとしています。」「マーケティング担当者はZDNet, CNET、mySimonなどの我々の強力で信頼あるブランドを用いて、最も活動的な買い手をターゲットにすることができます。」「両社とも、綿密でかつ賞をも取った取引を円滑にする情報・サービスを提供することで他をリードしてきました。」と述べました。

ソフトバンク株式会社社長の孫正義は次のように述べました。「我々はこれら業界リーダー2社の合併を積極的に支援します。」「技術情報のニーズは膨大であり、またグローバルな規模で高まっています。」「この両社の統合はまさに、インターネットの重要分野でトップクラスの会社にシェアを持つという我々のビジョンに合致しています。」

グローバルリーダー

合併後の会社は世界クラスのコンテンツとサービスをCNETとZDNetのブランドで世界23カ国に配信します。ZDNetはヨーロッパ・アジアを含めたグローバル市場で先導的地位にあり、米国外でも広告主との強い関係を持っています。2000年3月31日に終了した第1四半期には、ZDNetのインターナショナル・サイトは同社全体の純収益の10%近くを占めました。

「ZDNetの国際的に確立した地位は我々の合併会社をテクノロジーメディアのなかで直ちにグローバルリーダーシップの位置に押し上げてくれるでしょう。」とBonnieはコメントしました。「これは、我々が合併の結果を将来の発展のために、いかにコストを削減できる

卓越した編集部門

買収に伴い、CNETは、受賞経験があり信頼された、技術関連の編集コンテンツを持つという評判をさらに増すことになります。ZDNetは、そのニュースや分析から製品の批評、ヘルプやノウハウの情報に至るまで、権威ある、総合的なテクノロジー業界の取材報道で一貫して認められてきました。両社の提供製品は技術情報・サービスの幅広い領域に広がり、毎日24時間の業界ニュースや、製品批評、仕様や価格、ダウンロード、オンラインヘルプ、また企業のコンピュータ計算やそのチャネル、ウェブサイト構築、ゲーム、音楽、デジタル写真専用のサイトなどがあります。 かという一つの例に過ぎません。」

グローバルリーダー

データクェスト社によると、世界全体のIT支出はコンピュータハードウェア、ソフトウェア、サービスを含め、2000年に1.4兆ドルに達し、それからの3年間で毎年10〜15%の伸びで増えるとみられています。CNETネットワークスとZDNetは合併後、技術購買担当者につながるインターネット上で最も大きな取引の場を作ることになります。  CNETとZDNetは相補的な長所・資産や関係をてこ入れし、この分野での主要成長セクターをうまく利用するつもりです。いわゆるbusiness-to-businessの市場を広げたり、ワイヤレスや広帯域でのコンテンツ配信やチャネル拡大のための新しい応用を探るということも含まれます。

CNETとZDNetは相補的な長所・資産や関係をてこ入れし、この分野での主要成長セクターをうまく利用するつもりです。いわゆるbusiness-to-businessの市場を広げたり、ワイヤレスや広帯域でのコンテンツ配信やチャネル拡大のための新しい応用を探るということも含まれます。

「ITサプライチャネル内の情報とサービスの提供に関する我々の努力の成果、これはCNET Data Servicesや我々のクーポンやリベートプログラムまた最近発表されたApolloの買収を含め、我が社にとって今も最も心躍る成長分野の一つです」とBonnieは語っています。「ZDNetのchannel contentや広範囲にわたるプロバイダーのデータベースをもって、我々は著しくチャネルへの努力を強化し、さらなる機会を開拓してきました。」

収益の高いインターネットビジネス

2000年3月31日に終了した第1四半期には、CNETネットワークスは4,400万ドルの収入で760万ドルのEBITDA(支払利息・税金・減価償却控除前利益)を上げました。同期間に、ZDNetは3,600万ドルの収入で450万ドルのEBITDAを上げました。ビジネスウィークによれば、CNETとZDNetは1999年に利益を上げ、また2000年に利益を上げると予想されたわずか16社のうちの2社です。***

総合して、両社はオンライン、テレビ、ラジオ広告やリード料、インテグレーション料、それにライセンス料を含めた様々な収入源からの収入があります。合併に伴い、CNETは購読料収入がZDNetの出版ビジネスやオンラインの学習ビジネスに関連し、さらに収入源を多様化します。

両社はキャッシュと有価証券を合計およそ6億ドル持つことになります。

強力な経営陣

両社は合同で、業界の中で最も経験がある経営陣を誇ることになります。Bonnieは引き続きCNETネットワークスのCEOとなり、RosensweigはCNETネットワークスの社長となります。現在CNET.com社長のRichard MarinoはCNETネットワークスのChief Operating Officer(最高業務執行責任者)に昇格する。Barry Briggsは引き続きZDNet社長、Josh GoldmanはmySimonの社長となる。ソフトバンクからの代表一名がCNETの取締役会に参加します。

ガイダンス(指針)

2001年にCNETネットワークスはZDNetとmySimonを含めて5億ドルの収入を生み出し、EBITDAのマージンを第1四半期の約15〜25%に広げると予想されます。

CNETネットワークスについて

CNETネットワークス社(Nasdaq: CNET)は世界中の売り手、買い手、サプライヤーのための信頼された情報源です。同社は2つのインターネットブランド、すなわちコンピューター製品データベースと、テレビ・ラジオの一般や企業向けプログラミングのプラットフォームです。CNET、すなわちwww.cnet.com (http://www.cnet.com)はコンピューター、インターネットと技術について不可欠な情報源であり、毎日何百万ものユーザーに役立っています。CNETのウェブサイト内容は8つのアジア・太平洋市場のためにローカライズされています。香港、シンガポール、マレーシア、日本、韓国、中国、台湾それにオーストラリアがその8つです。CNETのテレビ・ラジオプログラムは受賞したことがあり、米国内のCNBCや他の全国配給ネットのほか、世界中の100カ国で放送されています。MySimon、つまりwww.mysimon.com (http://www.mysimon.com)では、ユーザーに対して200以上のカテゴリーと2000を越える取引先を網羅した、価値あるオンラインの購買ガイドを提供しています。CNET Data Services (CDS)はコンピューターや電子機器の営業や流通チャネルを強化する情報の業界標準となっています。

ZDNetについて

ZDNet (NYSE: ZDZ)は技術を買い、利用し、学ぶ人々にとって世界でトップのウェブサイトwww.zdnet.com (http://www.zdnet.com) です。技術に焦点を当てたウェブサイトのグローバルネットワークの一部であり、現地作業を通じ22カ国、14の言語で作成されています。2年連続でComputer Press AssociationのBest Overall Online Site Awardに選ばれ、ZDNetのサイトは米国で、独自の幅広いビジターへの対応では、一貫して上位20位内にランク入りしており、またMedia Metrixによると仕事場で利用する人々の間では上位15位以内となっています。技術に関心を持つZDNetのユーザーは消費者からITの専門家までと幅広いものとなっています。ZDNetはサンフランシスコに本社を置きます。Lazard Freresは今回の取引でCNETネットワークス社のファイナンシャルアドバイザーを務めました。モルガン・スタンレー社はZDNetのファイナンシャルアドバイザーでした。

セイフ・ハーバー(プレスリリース情報の留意点について)

このプレスリリースは、将来に向けた情報・声明で実際の結果が大いに変わり得るというリスクや不確実性に制約されるものを含んでいます。これらの声明はしばしば「予想する」や「見込まれる」それに「〜するつもりである」のような語句で確認されます。 取引の完了の予想日についての声明は、完了条件が満たされないというリスクに制約されます。それには、Ziff-Davisがイベントビジネスの分離独立を完了しないというリスクや、監督当局の許可が降りないというリスク、またCNETの株主が合併に賛成しないというリスクが含まれます。

予想される取引のもたらす利点についての声明と会社の予想収益、EBITDAマージンについての声明は、次のリスクに制約されます:予想された相乗効果が得られないこと。ビジネスが成功裏に統合されないこと。合併コストが予想を上回ること。新しい製品・サービスや技術を見出し、展開させ、成功を収める能力に欠けること。競争の高まりとそれによる価格設定やマーケティングの必要性への影響。商業、広告、マーケティング、技術、コンテントのプロバイダーとの関係の確立または更新の能力に欠けること。その他一般的なビジネスに関わるリスク。CNETビジネスに関わるリスクについては、1999年12月31日までの年度のForm 10-Kを参照、また引き続きForms 10-QおよびForms 8-Kを参照のこと。Ziff-Davisのビジネスに関わるリスクは1999年12月31日までの年度のForm 10-Kを参照、また引き続きForms 10-QおよびForms 8-K、そして同社の2000年2月7日付けの最終proxy statementとその他のSEC(証券取引委員会)への申告書を参照のこと。

投資家や証券保有者は、合併に関するjoint proxy statement/prospectus共同委任勧誘状/趣意書が入手できる時点で、重要情報が載るためそれを読むことを強く勧められます。このjoint proxy statement/prospectus共同委任勧誘状/趣意書はCNETとZiff -Davisが証券取引委員会に申告するもので、投資家及び証券保有者はこれや両社が委員会に申告した他の文書が入手可能になった時点で、無料コピーを委員会のウェブサイトwww.sec.gov (http://www.sec.gov)において入手できます。joint proxy statemen t/prospectus共同委任勧誘状/趣意書及び他の文書は両社から無料で入手することもできます。

[注]
  • *Media Metrix デジタルメディアユニバース・トップ・プロパティーズ
  • **2000年5月Media Metrマルチカントリー・ウェブ・レポート 2000年5月
  • ***ビジネスウィーク 2000年7月24日号

ご参考

弊社株式の状況

Ziff-Daivis Inc.は、2種類の普通株を発行しております。1つは、ZDNetのインターネットビジネス(NYSE:ZDZ)の業績に連動する普通株、もう1つはビジネスショー、コンファレンス、オンライン上学習サービス、同様に現在、ZDNetの普通株6,000万株相当を含むZD Group(NYSE:ZD)の業績に連動する普通株です。

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