昨年10月29日に開示済みの実質的期限前償還に係る特別損失の計上および平成21年3月期の業績見通しに関するお知らせ

当社はこれまで、当社連結子会社であるソフトバンクモバイル株式会社の発行済み普通社債について実施した、実質的期限前償還(実質的ディフィーザンス)に関連して最大750億円の特別損失を計上するリスクについて、昨年10月29日および本年2月5日の決算説明会等で開示してきました。詳細については、平成21年3月期の第2四半期と第3四半期の四半期報告書および決算短信等*1に記載しております。

今般、その対象の損失が確定いたしましたので、特別損失を計上することとなりました。

なお、今回の実質的期限前償還対象社債*2については、株式会社みずほコーポレート銀行および当社による融資枠が確保されており、償還資金は保全されています。したがって当該社債は予定期日に償還されます。

  • ※1
    第2四半期報告書36p、第3四半期報告書37p、第2四半期決算短信26p、第3四半期決算短信27pをそれぞれ参照
  • ※2
    平成22年8月19日、平成22年8月25日および平成22年9月22日にそれぞれ償還

1.連結業績に与える影響

平成21年3月期に、750億円の特別損失(税効果考慮後の連結当期純利益への影響は444億円)を計上する予定です。この特別損失計上後も、当期純利益は黒字を確保できる見込みです。
また、当社が既に公表しております営業利益およびフリーキャッシュフローの連結業績予想に影響はありません。なお、当社単体業績に与える影響もありません。
この特別損失の計上により、本件に関するリスクはすべて終了し、今後さらなる損失は発生いたしません。
また、当社は本取引以外に同様の取引は一切行っておりません。

2.業績の見通し

当社は現在、平成21年3月期の決算数値を集計中であり、4月30日に公表する予定ですが、現時点における業績の見通しは概ね以下の通りです。

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 連結営業利益連結フリー
キャッシュフロー
平成21年3月期業績見通し
(平成21年4月10日現在)
3,500億円1,700億円
平成21年3月期業績見通し
(平成21年2月5日発表)
3,400億円1,500億円

連結営業利益については、コスト管理・経営効率化に引き続き注力したことから、当初見通しから100億円増加の3,500億円に上方修正いたします。
また、連結フリーキャッシュフロー(純現金収支)の業績予想は、これまで1,500億円としていましたが、200億円増加の1,700億円に上方修正いたします。これは、営業利益の改善と、売掛金および在庫の圧縮等による営業キャッシュフローの増加に加え、ソフトバンクモバイルなどにおいて設備投資を効率的に行った結果、投資キャッシュフローが当初見通しを下回ったことによるものです。
なお、ソフトバンクIDCソリューションズ株式およびヤフー株式(一部)のグループ内売買取引が、連結フリーキャッシュフローに与える影響はありません。

以上

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