ラテンアメリカにおける技術革新を促進させる50億米ドルのファンドの初期運営体制について

ソフトバンクグループ株式会社

ソフトバンクグループ株式会社(以下「SBG」)は、急成長するラテンアメリカ市場に特化した最大のテクノロジーファンドであるソフトバンク・イノベーション・ファンド(仮称、以下「本ファンド」)の初期のエグゼクティブ・インベストメント・チームについてお知らせします。

 

SBG 取締役副社長 COO、SoftBank Group International CEOのマルセロ・クラウレは、SoftBank Latin America(仮称)のCEOに就任し、その本拠地である米国フロリダ州マイアミを拠点に本ファンドの投資および運営を統括します。クラウレは、まず、投資を担当する3人のパートナーで構成されるチームと連携していきます。

 

アンドレ・マシエル(André Maciel)は、個々の投資活動の立て付け、本ファンドのブラジルオフィスの統括、他のアーリーステージのラテンアメリカのファンドへの投資を担当するマネージング・パートナーに就任します。マシエルは、これまでJPモルガンのマネージングディレクターを務めており、同社において、テクノロジー業界のM&Aやエクイティ・キャピタル・マーケット部門で17年間、主導的な立場にありました。マシエルはサンパウロを拠点とする予定です。

 

シュウ・ニャッタ(Shu Nyatta)は、インベストメント・パートナーに就任し、新規投資案件の開拓・検討および実行を担当します。ニャッタは、2015年にソフトバンクグループに参画し、投資においてさまざまな役割を果たしてきました。それ以前は、JPモルガンとマッキンゼー・アンド・カンパニーでの勤務経験があり、ベンチャーキャピタルの支援を受けるテクノロジー企業やエコシステムにおいて、グローバルで豊富な経験があります。ニャッタは、マイアミとシリコンバレーを拠点とする予定です。

 

パウロ・パッソニ(Paulo Passoni)は、マネージング・インベストメント・パートナーに就任し、新規投資の開拓・検討および実行を担当します。これまでパッソニは、Third Point LLCのマネージングディレクター兼アナリストを務め、ラテンアメリカへの投資業務を行ってきました。またそれ以前は、Eton Parkで投資責任者を務めていました。パッソニには、ラテンアメリカのスタートアップ企業への投資も含め、豊富な投資経験があります。パッソニはマイアミオフィスを拠点とする予定です。

 

クラウレは次のように述べています。
「われわれが、世界で最も重要な経済地域の一つであるラテンアメリカの変革をもたらそうとしている企業への投資を進める中で、アンドレ、シュウ、パウロほどソフトバンク・イノベーション・ファンドをリードするのにふさわしい人物はいません。このような素晴らしいタイミングに、この地域における投資と運用の豊富な経験を持つ有能なチームを迎えられることをうれしく思います。ラテンアメリカとラテンアメリカの未来を築く企業を支援するのに、これほど良いタイミングはないと確信しています」

 

本ファンドは、まず、マイアミ、サンカルロス、東京、サンパウロにオフィスを構えて、投資専門の人員を配置します。

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