ニケシュ・アローラ氏のソフトバンクへの参画について

ソフトバンク株式会社

米国のGoogleにおいて欧州事業を担当し、後半5年間は最高事業責任者を務め、合計10年近くにわたり活躍したニケシュ・アローラ氏が当社のバイスチェアマンおよび新たに米国で設立されるSoftBank Internet and Media, Inc.(以下「SIMI」)のCEOとして、本年10月にソフトバンクに参画することとなりましたので、お知らせいたします。同氏は当社代表取締役社長の孫 正義の直属となり、その職責を果たすこととなります。

当社代表取締役社長の孫 正義はアローラ氏の参画について以下のように述べています。
「さらなる事業拡大に向けて進んでいく我々にとって、ニケシュを超える逸材は考えられません。彼は我々の世界展開に大いに貢献してくれるでしょう。バイスチェアマン就任後は、グローバルな成長戦略の策定、実施、管理において私の右腕となって活躍してもらいます。さらに、SIMIのCEOとして、ソフトバンクがここ数年にわたって展開してきたインターネット、通信およびメディア事業、グローバルな投資活動を直接監督してもらいます。」
「幸運なことに5年前の出会いから、ニケシュと私は交流を続けてきました。彼は貴重な能力を有しています。財務や事業戦略に関する驚くべき眼識だけでなく、歴史上最も急激に成長した会社の一つで10年にわたり積み重ねた経営陣としての経験、通信事業に係る豊かな知見を活かして、ソフトバンクをさらなる成長に導いてくれると信じています。次の株主総会で、ニケシュをソフトバンク株式会社の取締役候補にしたいと考えています。」

アローラ氏は、Google入社以前、Putnam Investmentsにおいて通信業界のアナリストとして活躍し、2000年にはモバイルデータ分野の会社を起業しました。T-Mobileでは、欧州事業のCMOや取締役などさまざまな要職を務めました。Google入社後、経営陣の一人として経営上の意思決定に参加するとともに、戦略的パートナーシップから、マーケティング、営業、顧客対応まで多岐にわたって管理していました。ノースイースタン州立大学で経営管理学修士号(MBA)を、ボストン大学でファイナンス修士号を、インドのベナレス ヒンズー大学工学研究所で電気工学学士号を取得しています。また、CFA(公認財務アナリスト)の資格も保持しています。

以上

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