サステナビリティ

役員

ソフトバンクグループ株式会社(以下「SBG」)では、取締役会と監査役・監査役会を中心としたコーポレート・ガバナンス体制を構築しています。そして、取締役9名のうち4名を社外取締役にすることで取締役相互の監視機能を強化するとともに、取締役会の任意の諮問機関である指名報酬委員会の委員のうち過半数を独立社外取締役とすることにより、取締役の選解任、報酬に関する客観性、透明性を確保します。また、監査役4名のうち3名を社外監査役にすることでより独立した立場からの監査を確保し経営に対する監視機能の強化を図っています。

社外取締役および社外監査役の選任理由および出席状況

社外取締役

氏名選任理由2019年度の取締役会への出席状況
(出席回数/開催回数;(出席率))
飯島 彰己飯島 彰己氏は、2009年4月に三井物産(株)の代表取締役社長に就任して以来、6年にわたり同社の経営を指揮し、同社の成長に大きな役割を果たしました。また、2015年4月に同社の代表取締役会長 兼 取締役会議長に就任し、経営の監督および取締役会の実効性向上に貢献する等、企業経営およびコーポレート・ガバナンスに関する豊富な知識と経験を有しています。
また、同氏は、少数株主の立場を踏まえた意見を述べる等、当社の企業価値向上および経営監督機能の強化に極めて高い貢献をしています。
SBGは、同氏の貢献度の高さに鑑み、対処すべき課題の解決および長期的な株主価値の向上のために、同氏は必要不可欠な人材と判断し、引き続き社外取締役として選任しています。
15回/15回(100%)
松尾 豊松尾 豊氏は、長年にわたり人工知能(AI)の研究を行っており、2005年8月にスタンフォード大学客員研究員、2019年4月に東京大学大学院工学系研究科教授に就任しています。また、政府主導のワーキンググループの委員を歴任する等、AIに関する第一人者として豊富な知識と経験を有しています。同氏は直接会社経営に関与した経験はありませんが、同氏の高い専門性により、職務を適切に遂行できるものと考えています。
また、同氏は、当社の長期的なグループ戦略に関する提言を行う等、取締役会における経営判断および意思決定の過程において重要な役割を果たすだけでなく、少数株主の立場を踏まえた意見を述べる等、当社の企業価値向上および経営監督機能の強化に極めて高い貢献をしています。
SBGは、対処すべき課題の解決および長期的な株主価値の向上のために、同氏は必要不可欠な人材と判断し、引き続き社外取締役として選任しています。
15回/15回(100%)
リップブー・タンリップブー・タン氏は、1987年12月にWalden International, Inc.を創業して以来、半導体、クラウド・エッジインフラストラクチャー、データ管理、セキュリティ、AIやマシンラーニングの分野に特化したスタートアップ企業に投資を行う国際的なベンチ ャーキャピタリストとして活躍をしてきました。2008年10月にはCadence Design Systems, Inc.のCEOに就任、12年にわたり経営を指揮し、同社の成長に大きな役割を果たしています。また、Hewlett Packard EnterprisesやSchneider Electric Corporationの取締役を務める等、投資および企業経営に関する豊富な知識と経験を有しています。
SBGは、対処すべき課題の解決および長期的な株主価値の向上のために、同氏は必要不可欠な人材と判断し、社外取締役として選任しています。
川本 裕子川本 裕子氏は、1988年9月にマッキンゼー・アンド・カンパニー社に入社した後、2001年7月に同社シニアエクスパートに就任し、同社の成長に貢献してきました。また、2004年4月に早稲田大学大学院ファイナンス研究科(現経営管理研究科)教授に就任した後、多くの金融関連の政府委員や金融機関の社外取締役を歴任する等、金融およびコーポレート・ガバナンスに関する豊富な知識と経験を有しています。
SBGは、対処すべき課題の解決および長期的な株主価値の向上のために、同氏は必要不可欠な人材と判断し、社外取締役として選任しています。
  • 書面決議による取締役会の回数を除いています。

  • 飯島 彰己氏については、2018年6月20日就任後の出席状況を記載しています。

  • 松尾 豊氏については、2019年6月19日就任後の出席状況を記載しています。

社外監査役

氏名選任理由2019年度の取締役会・監査役会への出席状況
(出席回数/開催回数;(出席率))
遠山 篤米国カリフォルニア州公認会計士として豊富な知識と経験を有しています。その知識と経験に基づく専門的な見地から監査いただくとともに、より独立した立場からの監査を確保するため、2015年6月に社外監査役に選任しています。取締役会 15回/15回(100%)
監査役会 10回/10回(100%)
宇野 総一郎弁護士としての豊富な知識と経験を有しています。その知識と経験に基づく専門的な見地から監査いただくとともに、より独立した立場からの監査を確保するため、2004年6月に社外監査役に選任しています。取締役会 15回/15回(100%)
監査役会 10回/10回(100%)
窪川 秀一公認会計士・税理士として豊富な知識と経験を有しています。その知識と経験に基づく専門的な見地から監査いただくとともに、より独立した立場からの監査を確保するため、1989年2月に社外監査役に選任しています。取締役会 15回/15回(100%)
監査役会 10回/10回(100%)
  • 書面決議による取締役会の回数を除いています。

役員報酬

役員報酬制度の全体像

SBGの役員報酬は、「情報革命で人々を幸せに」というビジョンを実現するため、志を共にするグローバルタレントを惹きつけるに足る市場競争力のある報酬水準となるよう、専門機関による報酬調査結果を参考にしつつ、各役員の社会的・相対的地位および当社への貢献度等を勘案し、取締役会の決議により決定します。なお、子会社・グループ会社の役員を主たる職務とする取締役の報酬は、同志的結合を通じて共に成長していく「群戦略」に基づいて各社の報酬ポリシーを尊重の上決定し、子会社・グループ会社からの支給となります。

 

取締役(社外取締役除く)の総報酬は、固定報酬と企業価値の向上に向けた業績連動報酬等により構成されています。さらに業績連動報酬等は、短期業績に対するインセンティブとしての現金賞与と中長期の企業価値の向上に向けたインセンティブとしての株式報酬(非金銭報酬等)となっており、その構成割合は指名報酬委員会の審議を踏まえ、個別決定します。

 

また、社外取締役および監査役は、業務執行から独立した立場であるため、固定報酬のみの支給となります。

固定報酬の内容

固定報酬は、個人別に年額を定め毎月現金で定額を支給します。報酬額は、専門機関による報酬調査結果を参考とし、各役員の常勤・非常勤の別、役職や担当業務等を総合的に勘案し、個別決定します。

業績連動報酬等の算定

業績連動報酬等は、以下のとおり算定します。

 

短期業績に対するインセンティブとしての現金賞与は在任期間中における職務執行の対価として、事業年度毎に支給します。

 

中長期の企業価値向上に向けたインセンティブとしての株式報酬(非金銭報酬等)は新株予約権方式によるストックオプションとします。新株予約権の内容は、通常型ストックオプション(行使価額は付与時の市場株価を基礎として算定)と株式報酬型ストックオプション(行使価額は1円)とし、新株予約権を行使することができる期間は割当日の翌日から10年以内の範囲で定めます。

 

現金賞与の報酬額および株式報酬の付与個数は各役員の発揮能力や成果に基づく個人業績と、連結業績・株価・NAV(Net Asset Value)等の会社業績を総合的に勘案し、個別決定します。

報酬の決定方針を決定する機関と手順

役員報酬について、取締役は2018年6月20日開催の第38回定時株主総会で現金報酬50億円、株式報酬50億円を上限額とすること、監査役は1990年6月28日開催の第10回定時株主総会で80百万円を上限額とすることを決議しています。

 

取締役の個人別報酬は、株主総会決議で承認された範囲において、取締役会からの委任を受けた代表取締役社長が毎年決定しています。2020年6月25日より代表取締役社長と過半数を占める社外取締役で構成される指名報酬委員会を設置したことを受けて、今後の個人別報酬については同委員会に対する諮問を経て、取締役会からの委任を受けた代表取締役社長が決定するものといたします。

 

監査役の報酬は、監査役の協議により決定します。

役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額および対象となる役員の員数(2019年度)

 対象
人数
(人)
報酬等
の総額
(百万円)
固定報酬業績連動報酬等その他報酬
基本
報酬
(百万円)
株式
報酬
(百万円)
賞与
(百万円)
退職
慰労金
(百万円)
取締役
(社外取締役を
除く)
51,34570491550
社外取締役45353
監査役
(社外監査役を
除く)
12424
社外監査役34848

役員ごとの連結報酬等の総額等(2019年度)

連結報酬等の種類別の額(百万円)
連結報酬
等の総額
(百万円)
会社区分基本
報酬
株式報酬
(うち
未確定額)
賞与退職
慰労金
その他
孫 正義
(取締役)
209ソフトバンクグループ(株)120
ソフトバンク(株)89
(0)
ロナルド・フィッシャー
(取締役)
680SB
Investment
Advisers
(US) Inc.
43676770
スプリント5454
SOFTBANK
Inc.

701
マルセロ・クラウレ
(取締役)
2,113SB Group
US Inc.
1,417114
スプリント110303
(0)
169
佐護 勝紀
(取締役)
1,110ソフトバンクグループ(株)560550
ラジーブ・ミスラ
(取締役)
1,606SB
Investment
Advisers
(UK)
Limited
1,417189
宮内 謙
(取締役)
699ソフトバンクグループ(株)91
(0)
ソフトバンク(株)12089
(0)
200200
  • 孫 正義は、2011年度から引退するまでの当社グループ代表としての報酬全額を寄付することを表明し、東日本大震災の震災遺児およびその他多くの遺児などを支援する寄付を行っています。

  • 連結報酬等の総額が1億円以上である者に限定して記載しています。

  • 株式報酬に含まれる(うち未確定額)は、決済日の株価で報酬額が決定する現金決済型株式報酬に基づく報酬額のうち、決済日を迎えていないため期末日の株価を基に算定した金額です。当該金額は今後、決済日までの株価に基づき変動します。

  • 宮内謙氏のソフトバンク(株)からのその他の報酬は、2020年6月24日に開催されたソフトバンク(株)の第34回定時株主総会にてにおいて承認が得られることを条件に導入された、当事業年度に係る報酬等として付与を予定している譲渡制限付株式報酬による支給予定額です。この譲渡制限付株式は2020年7月20日に付与されるものであり、翌連結会計年度の連結損益計算書に計上されます。

  • このページにおける略称の意味は以下のとおりです。
    スプリント:Sprint Corporationおよびその子会社

  • このページは、2021年4月5日更新の「コーポレート・ガバナンスに関する報告書」に掲載した情報を基に作成しています。