米国オンセール社との合弁会社設立に関する件

ソフトバンク株式会社（本社：東京都中央区、代表者：孫 正義社長）と、米国のオンラインオークションの最大手であるオンセール社（本社：カリフォルニア州、代表者：ジェリー・カプラン会長）は平成10年5月15日付で合弁契約に調印し、平成10年7月1日付（予定）で日本における合弁会社「オンセール株式会社」を設立することで合意致しました。新会社は資本金US$5,000,000ドル(約6億5千万円)、持株比率はソフトバンクグループ60.0％、米国オンセール社40.0％（予定）となります。

米国オンセール社は、米国のインタラクティブオンラインオークション市場において、最新の技術力と豊富な品揃えで、業界No.1の会社です。オンラインオークションは、商品の販売者にとっては効率的な販売方法であり、購入者にとっては、インタラクティブな「入札」方式であることから、面白さも加わりエンターテイメント性も兼ね備えています。現在米国オンセール社はパソコン関連商品、家電商品、日常雑貨、スポーツ用品、フィットネス用品、旅行用品を中心としたオークションを展開しています。オークションは、毎日実施されており、毎週数万のアイテムがオークションで取り引きされています。

新会社は、米国オンセール社のインタラクティブオンラインオークション市場で培った強み（市場で第一位、洗練されたコンピュータシステム、ブランド名等）と、ソフトバンクグループが持つ強み（Yahoo!を筆頭としたインターネット事業、出版事業、展示会事業等での強力なマーケティング力、また、流通事業での仕入れ／在庫管理の豊富な経験やノウハウ、更に、衛星放送スカイパーフェクTV！等の新メディア活用の可能性、等々）を活かして日本市場での相乗効果をねらうものであります。対象商品カテゴリーには、米国同様のラインナップを予定しており、平成11年の初頭を目処に営業を開始する予定です。

ご参考

新会社の概要

米国オンセール社の概要