サステナビリティ

サステナビリティの考え方

サステナビリティビジョン

「考えるのは、300年後の人と地球」

情報革命で人々を幸せに。その言葉には、300年後の未来、何世代も先の人々まで幸せにしつづける、という私たちの決意が込められています。人と地球が、いつまでも共存できる世界をつくっていくために。私たちソフトバンクグループは、持続可能な社会の実現に向けて、情報革命をリードする企業としての責任を果たしていきます。

サステナビリティに関する基本方針

ソフトバンクグループ株式会社は、株主、債権者、顧客、取引先、従業員、地域社会などのステークホルダーの期待に真摯に向き合い、持続的な社会の実現に貢献するために、ソフトバンクグループのサステナビリティに関する指針として「ソフトバンクグループサステナビリティ基本方針」を定めています。本方針に基づき、グループ各社の事業特性や社会の要請に応じてサステナビリティに関する重要課題(マテリアリティ)を特定しています。

サステナビリティに関する重要課題(マテリアリティ)

ソフトバンクグループ株式会社は、ダブルマテリアリティの考え方に基づき、ステークホルダーにとっての重要性および当社グループにとっての重要性の2軸で取り組むべき課題を分類した上で、優先して取り組むべきサステナビリティに関する重要課題(マテリアリティ)を特定し、これを取締役会において決定しています。

サステナビリティガバナンス・リスク管理

サステナビリティに関するガバナンス

サステナビリティガバナンス体制

ソフトバンクグループ株式会社は、取締役会において、グループ全体のサステナビリティ推進の責任者として、チーフ・サステナビリティ・オフィサー(CSusO)を任命するとともに、当社グループのサステナビリティに関する活動を推進するため、サステナビリティビジョン・基本方針などの全体方針、サステナビリティに関する課題・目標設定・情報開示方針などの個別活動方針およびサステナビリティ推進体制・運営方針などを継続的に議論するサステナビリティ委員会を設置しています。同委員会は、CSusO(IR部長 兼 サステナビリティ部長)を委員長、取締役 専務執行役員 CFO 兼 CISO(財務統括 兼 管理統括)、常務執行役員(経理統括)、執行役員 CLO 兼 GCO(法務統括)の3名を委員として構成されており、サステナビリティ委員会の議論内容についてはCSusOが取締役会に報告し、監督を受けています。

サステナビリティ委員会

ソフトバンクグループ株式会社のサステナビリティ委員会は2020年6月に発足し、四半期に1回程度の頻度で開催しています。同委員会には、サステナビリティ委員のほか関係部門の責任者も出席し、専門的な知見や複合的な視点を踏まえた部門横断的な議論を行っています。

2023年度は、2023年4月、10月および12月の計3回開催し、サステナビリティに関する重要課題(マテリアリティ)の見直し、投資プロセスへのESGリスク評価の枠組み整備、責任あるAIの実現に向けた取り組み、非財務情報開示義務化への対応方針の策定、気候変動への対応などについて議論しました。

委員

2023年度末現在

委員長上利 陽太郎(CSusO IR部長 兼 サステナビリティ部長)
委員後藤 芳光(取締役 専務執行役員 CFO 兼 CISO 財務統括 兼 管理統括)
君和田 和子(常務執行役員 経理統括)
ティム・マキ(執行役員 CLO 兼 GCO 法務統括)
2023年度の主な議論内容
    • マテリアリティの見直し
    • 責任あるAIの実現に向けた取り組み
    • 投資プロセスへのESGリスク評価の枠組み整備
    • 非財務情報開示義務化への対応方針の策定
    • 気候変動への対応
    • 人権リスクへの対応
    • サステナビリティ情報開示の強化
    • サステナビリティ関連グループポリシーの整備

サステナビリティに関するリスク管理

ソフトバンクグループ株式会社では、リスク管理室が「リスク管理ポリシー」に基づき、グループ全体のリスクを統合的に管理しています。そのうちサステナビリティに関するリスクは、CSusOの下、サステナビリティ部が主要なグループ会社やソフトバンクグループ株式会社の各部門から報告を受けて情報を収集し、サステナビリティ委員会での議論を踏まえて特定しています。また、上記グループ全体のリスク管理プロセスの枠組みに基づき、特定されたリスク、その対応策および対応状況についてリスク管理室へ報告しています。

リスク管理室は、サステナビリティを含む各種リスクおよびその対応策を分析・評価し、グループの持続的成長へ大きな影響を与える重大リスクについては、各リスクの関係者と連携し、対応策の検討や、対応策の有効性をモニタリングしています。また、ソフトバンクグループ株式会社の取締役会や、取締役および執行役員で構成されるグループ・リスク・コンプライアンス委員会(GRCC)に、重大リスクとその対応状況を報告し、そこでの議論結果を踏まえてリスク管理の強化に努めています。

サステナビリティガバナンス・リスク管理体制図

サステナビリティガバナンス・リスク管理体制図。サステナビリティ委員会(委員長:チーフ・サステナビリティ・オフィサー(CSusO))はソフトバンクグループ株式会社の取締役会に報告し、同取締役会からの監督を受ける。サステナビリティ委員会はサステナビリティに関する課題・対応方針などを継続的に議論する。サステナビリティ部はサステナビリティに関する活動を推進する。ソフトバンクグループ株式会社の各部門およびグループ各社は、サステナビリティ部に報告・連携し、同部からの管理・支援を受ける。リスク管理室はチーフ・リスク・オフィサー(CRO)の下、グループ・リスク・コンプライアンス委員会(GRCC)に報告し、同委員会からの監督を受ける。さらに、GRCCはソフトバンクグループ株式会社の取締役会に報告し、同取締役会からの監督を受ける。また、サステナビリティ部を含むソフトバンクグループ株式会社の各部門およびグループ各社は、リスク管理室に報告・連携し、同室からの管理・支援を受ける。リスク管理室もCROの下、ソフトバンクグループ株式会社の取締役会に報告し、同取締役会からの監督を受ける。

SDGsへの取り組み

ソフトバンクグループは「情報革命で人々を幸せに」という経営理念の下、世界の人々が幸せに豊かに暮らす社会の実現を目指しており、グローバルに事業を展開するグループ各社と共に、SDGsの達成に向けて取り組んでいきます。