株主・投資家情報(IR)
株主との対話の実施状況
株主や投資家との対話の概要
当社は、株主や投資家(株式投資家および債券投資家)との建設的な対話を促進するため、取締役 専務執行役員 CFOの管掌の下、専任部署であるIR部(2023年6月1日現在、IR部長以下16名)を中心に、経理、財務、法務、総務などの関連部署と密接に連携しつつ、IR活動を行っています。株主や投資家との対話については、取締役 専務執行役員 CFOをはじめとするマネジメントやIR部が対応しています。
株主や投資家との対話の件数
2020年度 | 2021年度 | 2022年度 |
---|---|---|
668件 | 624件 | 661件 |
対話の主なテーマや株主の関心事項(2023年5月末現在)
1. ソフトバンク・ビジョン・ファンド
- 未公開投資先を中心とした公正価値のさらなる下落に伴う評価損失発生のリスク
- 世界的な景気悪化を背景とした投資先企業の業績悪化およびキャッシュバーン、ならびに当社による追加的な資金注入のリスク
- 今後の新規投資規模やAIの中で特に注力する分野
2. アーム
- 株式公開のタイミングや公開時の株式価値
- 競争環境や株式公開後の成長戦略
- 生成系AIの普及に伴う影響
3. キャピタル・アロケーション
- ①自己株式の取得をはじめとする株主還元、②社債買入れを含むバランスシート強化、③成長投資の3つのバランス(キャピタルアロケーション)や優先順位などの考え方
- 豊富な手元流動性の使い道
- 今後のLTVや手元流動性の水準
4. サステナビリティ
- サクセッションプラン
- マネジメント報酬
- 温室効果ガス排出量の削減など、気候変動への取り組み
- ダイバーシティ&インクルージョンの推進や人権の尊重など、社会課題への取り組み
- 投資プロセスへのESG統合
株主や投資家の意見・懸念の経営陣や取締役会に対するフィードバックの実施状況
株主や投資家から寄せられた意見や懸念は、タイムリーに取りまとめた上でトップマネジメントや関連部門に報告し、施策への反映や情報開示・メッセージングの改善に活用する「フィードバックループ」の好循環につなげるよう努めています。このほか、取締役会でも対話で得られた意見や懸念、株主の保有動向について定期的に報告しています。