決算説明会には、代表取締役社長の孫、取締役の笠井、財務部長 兼 関連事業室長の後藤、経理部長 兼 内部統制室長の君和田のほか、ソフトバンクモバイル株式会社 取締役 専務執行役CTOの宮川(みやかわ)、同社 常務執行役CFOの藤原(ふじはら)が出席しました。
ボーダフォン日本法人(現 ソフトバンクモバイル株式会社)を昨年4月に買収して、ちょうど1年が経過しました。今回の決算説明会は、ソフトバンクが携帯電話事業に参入して初めての通期の決算発表ということもあり、報道関係者や証券アナリスト、機関投資家など、約400名の来場者があり、会場内はほぼ満席となりました。
登壇した孫は開口一番、「人生には何度か転機がある。会社にもいくつかの大きな転機がある」と述べ、ソフトバンクにとって、インターネット事業に取り組んだこと、そして、そのインターネットをより速くするためにインフラ事業としてYahoo! BBに取り組んできたことを大きな転機として挙げました。さらに、携帯電話事業への参入について、「ソフトバンクの今後の姿にとって、非常に大きな転機になった。もし、(携帯電話事業を)持っていなかったならば、今から10年後、20年後に振り返ってみて、たいへん大きな違いになっていただろう」と、3つ目の大きな転機と位置づけました。