決算説明会には、代表取締役社長の孫、取締役の笠井、財務部長 兼 関連事業室長の後藤、経理部長 兼 内部統制室長の君和田のほか、ソフトバンクモバイル株式会社 取締役 専務執行役員 兼 CTOの宮川(みやかわ)、同社 取締役 常務執行役員 兼 CFOの藤原(ふじはら)が出席しました。

ボーダフォン日本法人(現ソフトバンクモバイル株式会社)を買収し、携帯電話事業に参入して2年目を迎えたソフトバンクグループ。買収の真価が問われる本年度の第1四半期決算説明会には、報道関係者やアナリスト、機関投資家など約300名の来場者がありました。

登壇した孫はまず、「単に買収が成功したかという次元ではなく、これから主軸の事業として据えていくことができるのかという意味で、徐々に手応えを感じ始めている」と、携帯電話事業の進捗について述べました。また、7月末時点の携帯電話各社の契約数の発表が前日にあり、新規契約数から解約数を差し引いた純増が3ヵ月連続で首位になったことについて、「ずっと首位でいられるとは考えていない。勝つときもあれば負けるときもある」と、契約数が減ったり赤字に転落したりすることもなく、健全に事業を行う姿勢を強調しました。