決算説明会には、代表取締役社長の孫、取締役の笠井、財務部長 兼 関連事業室長の後藤、経理部長 兼 内部統制室長の君和田のほか、ソフトバンクグループ通信3社の財務担当・藤原(ふじはら)が出席しました。
2006年10月より「ソフトバンク」ブランドへ変更してから丸1年が経過した携帯電話事業では、新規契約から解約を差し引いた純増数で「上半期&6ヵ月連続No.1」を達成しました。また当社の持分法適用関連会社の、中国・アリババグループ(持ち株会社)の子会社・アリババドットコムが香港証券取引所に新規上場するなど、注目の話題が多いソフトバンクグループ。アリババドットコムの上場日と重なったということもあり、報道関係や機関投資家、金融機関の関係者など、決算説明会への来場者は300人を超えました。
登壇した孫は開口一番「今日は大変うれしいことがありました」と、中国における戦略的グループ会社であるアリババドットコムが上場したことを報告しました。「アリババが事業を開始して間もないころ、約20億円を投資。その後も追加投資して、現在三十数%のアリババグループの株式を保有している。(上場したアリババドットコムは)公募価格ベースで時価総額は約1兆円になった」と、アリババドットコムの上場がソフトバンクグループにもたらす価値と併せて、「ソフトバンクがインターネットの会社として日本、中国、そしてアジアの国々での中長期的な戦略が、一歩一歩前に進みつつある」と手応えを述べました。
また携帯電話事業と絡めて、「インターネットのアジア最大の会社がケータイも最近始めた」と、ソフトバンクグループの軸足がインターネットにあることを、あらためて強調しました。