単独業績予想の増額修正について
平成11年度中間期は、本年5月の決算発表時に、売上高900億円、経常利益67億円、当期利益37億円を予想しておりましたが、パ−ソナル・コンピュ−タの需要の拡大を背景に、ソフト・ネットワ−ク部門の売上高・利益がともに好調に推移したこと、持株会社部門においても、為替差益や子会社・関連会社の公開等に伴う株式売却益の計上があったこと等から、中間期および通期の業績予想を下表のとおり増額修正いたします。
中間期の業績予想(平成11年4月1日〜平成11年9月30日)
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単位 | 売上高 | 経常利益 | 当期利益 | |
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前回発表(A) | 百万円 | 90,000 | 6,700 | 3,700 |
今回修正(B) | 百万円 | 105,000 | 11,000 | 11,000 |
増減額(B−A) | 百万円 | 15,000 | 4,300 | 7,300 |
増加率 | % | 16.67 | 64.18 | 197.30 |
通期の業績予想(平成11年4月1日〜平成12年3月31日)
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単位 | 売上高 | 経常利益 | 当期利益 | |
---|---|---|---|---|
前回発表(A) | 百万円 | 90,000 | 10,000 | 5,500 |
今回修正(B) | 百万円 | 105,000 | 13,000 | 12,000 |
増減額(B−A) | 百万円 | 15,000 | 3,000 | 6,500 |
増加率 | % | 16.67 | 30.00 | 118.18 |
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なお、通期の業績予想につきましては、当社が平成11年10月1日より純粋持株会社へ移行することを想定したものであります。
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前中間期および前期の業績(ご参考)(単位:百万円)
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売上高 | 経常利益 | 当期利益 | |
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中間期(平成10年4月1日〜平成10年9月30日) | 95,964 | 13,141 | 7,541 |
通期(平成10年4月1日〜平成11年3月31日) | 203,454 | 21,270 | 11,764 |
なお、当中間期の連結業績予想は下記の通りであります。
連結業績予想
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平成10年度中間期 | 平成11年度中間期 (予想) | |
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売上高 (連結) | 246,187 | 200,000 |
経常利益 (連結) | △2,359 | △15,000 |
当期利益 (連結) | 3,288 | △8,000 |
既に発表したキングストン・テクノロジー・カンパニーの売却に伴い、売上高は約2,000億円と 前年同期比約462億円の減収となり、当期損益面につきましても、トレンドマイクロ社株式の一部売出しに伴う売却益、ソフトバンクテクノロジー社の株式公開に伴う一部株式売却益を計上したものの、約80億円の当期損失となる見通しであります。
経常損益面では、主に、Ziff-Davis Inc.が、昨年4月NYSE上場時に単独で調達した外部負債にかかわる対外支払い金利を当中間期はフル負担(前年同期は約2ヶ月負担)したこと、等により当中間期の経常損失は約150億円となる見通しであります。
なお、通期の連結業績につきましては、以下のとおり予測不能な要因に基づき業績が著しく変動する可能性があるため、業績予想が困難となっております。したがいまして、通期の連結業績が確定した段階で、速やかに公表することといたします。
1. SOFTBANK Holdings Inc. (以下SBH)の円建て借入金
SBHにおいては 対ソフトバンク(株)との間で円建ての長期借入金が存在しております。連結上、長期借入金自体は相殺されますが、為替換算差損益は損益計算書上、為替差損益として損益の変動要因となります。当該円建て借入金残高は、現在 約2,581億円であり、為替レートが、SBH借入の実行時為替レート 1$=\122.25から変動した場合は、為替換算差損益が発生します。 今期末の為替レートについての予測は不可能であります。
2. SOFTBANK Capital Partners の会計処理
米国のインターネット関連会社への投資を目的としたベンチャーファンドが連結子会社となります。ソフトバンクからの投資金額は600百万米ドル(ファンドの総額は、1,200百万米ドル)の予定であります。会計上、当該ファンドの投資は時価評価されるため、時価(Fair market value)の上昇・下落が連結子会社の業績に反映されることになりますが、今期の時価変動についての予測は不可能であります。
なお、当社連結業績には、経常損益レベルではファンドの損益がフルに反映されますが、少数株主持分(50%の予定)については少数株主損益として控除されるため、連結利益として最終的に当社持分が反映されます。
以上
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