連結業績予想に関するお知らせ

下記のとおり、平成14年3月期(平成13年4月1日〜平成14年3月31日)の連結業績予想をお知らせいたします。

1.通期連結業績予想(平成13年4月1日〜平成14年3月31日)

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金額の単位:百万円
売上高
(連結)
営業利益
(連結)
経常利益
(連結)
当期純利益
(連結)
平成14年3月期(予想)[A] 405,000 △27,000 △35,000 △89,000
平成13年3月期(ご参考) [B] 397,105 16,431 20,065 36,631
増減額 [A]−[B] +7,895 △43,431 △55,065 △125,631
増減率(%) +1.9

2.概要

平成14年3月期は、1.市況悪化に対応して減損による保有資産の健全化を促進し、また、2.ブロードバンド戦略を確立の上経営資源を集中してブロードバンド・インフラ事業の立上げを行った結果、通期で890億円の当期純損失を計上する見込みとなりました。各損益項目の内訳は次の通りです。

(1)営業利益

昨年商用サービスを開始したブロードバンド総合サービス「Yahoo! BB」のインフラ部分を担当するビー・ビー・テクノロジー社(本社:東京都中央区、代表者:孫 正義)を始めとするブロードバンド・インフラ事業が事業立上げに関わる費用等で営業損失180億円を計上します。また、ブロードバンド・インフラ事業以外でも、国内外の厳しい経済及びマーケット環境の中で、イーファイナンス事業他複数の事業セグメントが営業損失を計上することで、全体では通期270億円の営業損失となる見込みです。

(2)経常利益

当期は為替相場が円安に推移したことから為替差益を250億円計上する一方、海外投資を中心とした持分法損失(ネット)を170億円、支払利息(ネット)を130億円計上することなどにより、営業外損益は差し引き80億円の損失となります。結果として、経常損益は通期で350億円の損失となる見込みです。

(3)当期純利益

米国ヤフー社株式、米国ユーティースターコム社株式、米国イー・トレード・グループ社株式等の一部売却による投資有価証券売却益(ネット)を500億円計上する一方、投資有価証券評価損及び関係会社株式評価損を1,100億円計上します。かかる評価損の大半は海外投資に関わるもので、アジア・グローバル・クロッシング社株式評価損400億円、米国シーネット・ネットワークス社株式評価損170億円、また海外ファンド等に係る評価損260億円が主なものです。昨年12月に当社連結子会社から持分法適用関連会社に変更となった米国キースリーメディア・グループ社(NYSE:KME)の米国会計基準変更に伴う無形固定資産一括償却に係わる当社連結への取込み分180億円(税引後120億円)等によって、特別損益は差し引き830億円の損失となります。法人税等を調整した結果、当期純損益は通期で890億円の損失となる見込みです。

尚、通期売上高については、イーコマース事業及びインターネット・カルチャー事業が堅調に推移したのが貢献し、前期比1.9%増加の4,050億円となる見込みです。

以上

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