訴状の通達に関するお知らせ

当社および当社全額出資子会社ソフトバンク・ファイナンス株式会社(本社:東京都港区、代表者:北尾 吉孝、以下SBF社)は、米国MarketXT Holdings Corp. ※1 (以下、米国MarketXT社、旧名T-Corp) 、米国MarketXT, Inc. ※2 より、2004 年4月8日付け合衆国連邦地方裁判所ニューヨーク州南地区における訴訟に関する訴状の送達を受けましたので、お知らせいたします。

訴状の送達を受けた理由は、2002年6月時点で、当社から米国E*TRADE FINANCIAL Corp. ※3 (以下、米国E*TRADE社)に、SBF社から米国MarketXT社に、それぞれ社外取締役を派遣していたためなどです。本訴訟は、米国MarketXT社が子会社を米国E*TRADE社に売却した際の代金支払い等に起因するもので、当社およびSBF社は当該取引の直接の当事者でなく、当該取引に対し何らの関与もしておりません。

米国MarketXT社らが主張している損害賠償の原因とされる当社およびSBF社の不正行為等については、その内容が事実に基づくものではなく、合理的な損害賠償の根拠となるものではありません。従って、当社およびSBF社が法的責任を負うものではないと考えております。

さらに、米国ならびに日本の弁護士事務所、会計監査法人などの専門家と十分相談した結果、根拠のある訴訟ではなく、財務上の損失発生の可能性はないと判断しております。

1. 訴訟の原因および提起に至った経緯

2002年6月に米国MarketXT社は、同社の子会社(Tradescape Momentum Holdings Inc. ※4 、Tradescape Technology Holdings, Inc. ※5 、Momentum Securities, LLC ※6 )を米国E*TRADE社に売却しました。当該取引に関連した代金支払いなどについて、売買当事者の米国MarketXT社と米国E*TRADE社との間で係争があり、その結果として、両社に社外取締役を派遣していた当社とSBF社が米国MarketXT社とその子会社のMarketXT, Inc.より損害賠償請求訴訟が提起されました。

2. 訴訟を提起した者

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(1) 名称 MarketXT Holdings Corp.(旧名T-Corp)、MarketXT, Inc.
(2) 所在地 アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市フィフス・アヴェニュー 712番地

3. 訴訟の内容および損害賠償請求金額

(1) 訴訟の内容

米国MarketXT社は、米国E*TRADE社からの代金の支払い等および米国MarketXT社の子会社であるMarketXT, Inc.が廃業したことについて、被告らに不正行為があったと主張しております。両社に社外取締役を派遣していた当社およびSBF社はこの不正行為に加担したとされ、被告らに加えられていますが、これは全く事実に基づくものではありません。

(2) 損害賠償請求金額

懲罰的な賠償を含み15億ドル以上(米国E*TRADE社、当社、SBF社およびその他関係者を含む請求の合計額)

ご参考

  • ※1
    (和文表記)マーケット・エックスティー・ホールディングス・コープ
  • ※2
    (和文表記)マーケット・エックスティー・インク
  • ※3
    (和文表記)イー・トレード・ファイナンシャル・コープ
  • ※4
    (和文表記)トレードスケープ・モメンタム・ホールディングス・インク
  • ※5
    (和文表記)トレードスケープ・テクノロジー・ホールディングス・インク
  • ※6
    (和文表記)モメンタム・セキュリティーズ・エルエルシー

以上

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