平成18年3月期における固定資産の減損に関するお知らせ
当社は、下記のとおり平成18年3月期連結決算において固定資産の減損を364億円計上することとなりました。詳細については以下のとおりです。
1.概要
(1)固定通信事業における減損損失
当社の全額出資子会社である日本テレコム株式会社(本社:東京都港区、代表:倉重 英樹、以下日本テレコム)は、平成16年12月の「おとくライン」事業の開始にあたり、当初は個人顧客を中心に販売活動を進めてまいりましたが、平成18年3月期からは法人顧客への販売を主体とするなど営業体制を切り替えてまいりました。その結果、利用の見込みがなくなった個人顧客収容のための交換設備であるAGW設備の一部およびサービス停止・運用停止となった設備につき、リース資産を含め減損を行うことといたしました。
この結果、当社は平成18年3月期第4四半期に、固定通信事業における固定資産およびリース資産の減損損失(損益計算書上の科目名は固定通信事業における減損損失)180億円を特別損失として計上いたします。
(2)BBTV事業専用資産の減損損失
平成18年2月10日付当社プレスリリース「動画配信事業の多角化に伴うTV放送サービス「BBTV」事業における事業再編損失の計上に関するお知らせ」でお知らせのとおり、当社は平成18年3月期第3四半期において、事業再編損失として147億円を特別損失に計上しておりますが、当該金額のうち119億円を減損損失として計上いたしました。なお、本件の詳細については、当該リリースを参照ください。
(3)その他の減損損失
上記のほか64億円を減損損失として特別損失(損益計算書上の科目名は特別損失の「その他」)に計上しており、このうち平成18年3月期第4四半期には39億円を計上いたしました。
2.連結業績に与える影響
以上の結果、当社は平成18年3月期第4四半期に減損損失として220億円を特別損失として計上いたします。
以上
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