JILのウィジェットに対応する携帯電話機の開発に、LGエレクトロニクス、RIM、サムスン電子およびシャープが合意
ジョイント・イノベーション・ラボ(以下 JIL)は、LGエレクトロニクスInc. (以下 LG)、Research In Motion Limited(以下 RIM)、サムスン電子株式会社(以下 サムスン電子)、およびシャープ株式会社(以下 シャープ)が、2010年より発売する携帯電話機を、JILが提供するウィジェットに順次対応していくことに合意したため、お知らせします。
ソフトウエア開発者は、これらの携帯電話機を通じて、JILに参画するチャイナモバイル・リミテッド(以下 チャイナモバイル)、ソフトバンクモバイル株式会社、ベライゾン・ワイヤレス、ボーダフォングループPlc(以下 ボーダフォン)のユーザー(アフリカ、アジア、ヨーロッパ、北米にまたがる10億人以上の顧客基盤)にアプリケーションを提供することが可能になります。また、ユーザーは、多様なモバイルウィジェットから、好みのアプリケーションを選ぶことができるようになります。
JILは、2008年に、携帯電話の新しい技術やアプリケーション、サービスの開発を促進することを目的に設立され、革新的で便利なモバイルウィジェットの開発を促進するため、ソフトウエア開発者向けのグローバル・プラットフォームを作ることに注力してきました。これにより開発されたモバイルウィジェットは、スマートフォンから低価格の携帯電話機、そして多くのOSに対応し、各事業者のアプリケーションストアで入手できます。ユーザーは、これらを通じて、より高度なモバイルインターネットを体験することができます。
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ウィジェットとは、小規模なアプリケーションソフトで、ユーザーは、天気や株、フライト情報等の利便性の高いサービスや、ゲーム・音楽等のエンターテインメント・サービスが利用できます。
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ご参考
チャイナモバイルについて
チャイナモバイルは、5億件以上の顧客基盤を持つ世界最大の移動体通信事業者です(2009年9月末現在)。中国のみならず国際的にも移動体通信業界をリードし、2010年の上海万博のグローバル・パートナーを務めます。約10年で、基地局が36万局以上にのぼる世界最大級の通信網を構築しています。9年連続で、「Fortune」のグローバル企業トップ500にランクインし、現在99位に位置しています。また2008年には、中国本土では初また唯一の企業として、「ダウジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(Dow Jones Sustainability Index)」構成銘柄に採用されました。
ソフトバンクについて
ソフトバンクグループは、移動体通信事業、ブロードバンド・インフラ事業、固定通信事業、インターネット・カルチャー事業、イーコマース事業およびその他の事業を展開しています。ソフトバンクモバイルは、日本国内において2007、2008年度の純増契約数No.1を達成しており、2009年9月現在の累計契約数は、21,316,900件です。
ベライゾン・ワイヤレスについて
ベライゾン・ワイヤレスは8,770万の契約数を誇る、アメリカ最大の移動体通信事業者です。ベライゾン・コミュニケーションとボーダフォンとの合弁会社で本社をニュージャージー州バスキングリッジに置き、世界で8万7,000人の従業員を擁しています。
ボーダフォンについて
ボーダフォンは31カ国で移動体通信事業を展開し、約3億1,500万の契約数(2009年6月末現在、出資比率換算)を有する、世界をリードする事業者です。ボーダフォンはさらに世界中の40の事業者とパートナーシップを結んでいます。
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