ソフトバンクとBhartiが合弁会社を設立

~ソーシャルメディア、ゲーム、電子商取引の3領域を中心に、携帯電話契約者数8.5億人を超えるインドのモバイルインターネット市場を開拓~

ソフトバンク株式会社Bhartiグループ

ソフトバンク株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:孫 正義、以下「ソフトバンク」)は、インド有数の企業グループであり、インド最大※1の携帯電話事業者であるBharti Airtel(バーティ エアテル)を擁するBhartiグループ(バーティ グループ、本拠地:インド ニューデリー※2、代表:スニル・バーティ・ミタル※2)と、合弁会社Bharti Softbank Holdings Pte. Ltd.(バーティ ソフトバンク ホールディングス、本社:シンガポール、取締役:大蘿 淳司(たいら あつし)、URL:http://www.bsb.in/)を設立しましたので、お知らせします。出資比率は、約50%ずつとなります。

Bharti Softbank Holdings Pte. Ltd.は、携帯電話契約者数が8.5億人※3を超え、高い成長が見込まれるインドのモバイルインターネット市場を開拓することを目指しています。今後、ソーシャルメディア、ゲーム、電子商取引の3領域を中心に、有望なモバイルインターネット企業への出資などを通じて事業を拡大させていきます。

  • ※1
    契約者数ベース
  • ※2
    本拠地および代表は、Bhartiグループの中核会社であるBharti Enterprisesに関するものです。
  • ※3
    インド電気通信規制庁(TRAI)2011年7月時点

Bharti Softbank Holdings Pte. Ltd.のコメント

取締役 大蘿 淳司

「ソフトバンクグループはこれまで、米国や日本、中国をはじめとする国々で、インターネットビジネスの新しい市場を切り開いてきましたが、このたび、インドで新たなチャレンジを行うことになりました。私は、モバイルインターネットが、インドの人々の生活を変え、社会の急速な成長に寄与することを強く信じ、その一端を担うことを非常に楽しみにしています。Bhartiグループは、卓越したビジョン、知識、経験を持つ企業であり、このような素晴らしいパートナーと協業できることを非常に嬉しく思っております。モバイルインターネットNo.1を目指すソフトバンクグループにとって、重要な一歩となります」

戦略・開発担当トップ カビン・バーティ・ミタル

「インドの携帯電話市場は世界第2位の規模に成長し、モバイルインターネットという新たなステージの入口に立っています。経済が急成長し、若者人口が増加し、これまでより安価で速いデータ通信が可能になりつつある状況の中で、多くの人々が最初に持つデバイスである携帯電話向けにサービスを創出するまたとないチャンスが訪れています。われわれは、この領域において幅広い経験を持つソフトバンクグループと協力し、インドで新たなサービスに投資し、発展させていくことを非常に嬉しく思っています」

Bhartiグループ

Bhartiグループは、通信サービス、通信機器製造、食品、小売業など幅広い事業を手掛けるインド有数の企業グループです。主力の通信事業では、移動体通信、固定通信、高速ブロードバンド通信、IPTV、衛星放送、企業向け通信ソリューションおよび通信キャリア向け国内外長距離通信サービスを提供しています。特に移動体通信事業を担うBharti Airtelは、数々の革新的なサービスを他社に先駆けて提供しており、アジア・アフリカの19カ国でグローバルに事業を展開しています。また、Beetel Teletechは、国内最大の通信端末の製造・輸出メーカーです。
食品、小売業としては、Del Monte Pacific Ltd.との合弁会社であるFieldFresh Foodが、新鮮加工されたフルーツと野菜を国内外で販売しているほか、Bharti Retailが小売業にも参入しています。またWal-Martとの合弁会社であるBharti Wal-Martでは、インドにおいて卸売ビジネスの店舗展開およびバックエンド部門の合弁事業を行っています。

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