当社代表取締役副社長 ニケシュ・アローラの顧問就任について 孫 正義は当社代表取締役社長として事業を継続

ソフトバンクグループ株式会社

当社の代表取締役副社長であるニケシュ・アローラは、7月1日をもって当社の顧問に就任することになりましたのでお知らせします。

当社代表取締役社長の孫 正義は、以下のようにコメントしています。
「ニケシュと私は、ソフトバンク2.0を共に創り上げていくパートナーでした。彼は、当社のビジョン、将来の事業成長計画、またソフトバンクグループ全体の戦略の明確化について考え抜く手助けをしてくれました。また、彼は当社に世界レベルの事業遂行スキルを持ち込んでくれました。このことは、昨年の数々の投資実績やAlibaba Groupの一部株式売却による現金化、また直近では、Supercellの株式売却の成功などによって裏付けられています。私は、これらの業績は彼の貢献に負うところが非常に大きいと考えています。
彼は、事業戦略とその実行において比類なきスキルを持った非常に稀なリーダーです。グローバルビジネスのCEOとなりえる人物であることから、私の60歳の誕生日にソフトバンクグループの経営を引き継いでもらおうと考えていましたが、その一方で、私はまだやり残した仕事があると感じていました。ソフトバンク2.0の構想をより強固にし、スプリント・コーポレーションを真に甦らせ、またその他いくつかのクレイジーな構想も実現したいと考えているからです。これらに取り組むには、少なくともあと5年から10年は代表取締役社長として当社を率いていく必要がありますが、この間ずっとニケシュを当社のトップになるまで待たせてしまう期間になってしまってはいけないと考えました。ニケシュと私は話し合い、彼が次のチャレンジへ向けて活動をしながら、顧問の立場で引き続き当社をサポートすることで当社に貢献してもらうことになりました。引き続き彼は当社と友好的な関係にあり、私も彼を頼りにしていきます。」

ニケシュ・アローラはこの決断について、次のように語っています。
「ソフトバンクグループの変革においてマサを手助けし、変革の種まきができたことは非常に大きな経験でした。マサやソフトバンクチームの皆さんと楽しんで仕事ができましたし、これからの挑戦については自分自身楽しみにしています。しばらくの間は、ソフトバンクグループや投資先企業へのサポートを続けていきます。」

ニケシュ・アローラは、最高事業責任者を務めていたGoogle より、2014年9月に当社へ入社しました。ニケシュ・アローラの在任期間中に、当社は、Snapdeal、Ola、Oyo、Grofers、Housingなどインドで最先端の成長ステージにある企業群へ投資しており、また、韓国のモバイルEコマースのCoupangや東南アジアでライドシェア事業者のGrabへの投資を通じアジアにおける足場も拡張してきました。米国においては、革新的な手法で融資や資産管理を手掛けるフィンテック企業であるSoFi、データ分析を活用して事業展開するBanjoへも投資し、米国内ポートフォリオを構築しました。最近では、負債レバレッジを下げて長期的な財務体質の改善を目的として当社保有のAlibaba Group株式の一部売却も行い、また、当社子会社保有のSupercellの株式については計約73億米ドルで売却する取引に合意しました。

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