損害賠償請求訴訟の訴状提出に関するお知らせ
当社は、平成9年8月6日、名誉毀損に基づく4億円の損害賠償請求と謝罪広告の掲載要求に関する訴状を東京地方裁判所に提出し、受理されましたのでお知らせいたします。事件番号は、東京地裁 平成9年(ワ)第16306号。担当は、民事第43部であります。
原告は、ソフトバンク株式会社(中央区日本橋箱崎町24-1)、有限会社エムエーシー(港区虎ノ門4-3-2)、孫正義、北尾吉孝および中西宏之の5名であります。被告は、株式会社エール出版社(千代田区神田神保町1-51 代表取締役 西田幸生)および同社取締役 渡辺勤(同)であります。また、訴訟代理人は、森綜合法律事務所(千代田区丸の内1-1-2)の小林啓文、田淵智久、清水真の3弁護士であります。
株式会社エール出版社は発行所として、渡辺勤は発行者として、平成9年7月17日頃、吉田晃一と称する者を著者とする「内部告発ソフトバンク・歪んだ経営」なる書籍(以下「本件書籍」という)を出版し、その後も本件書籍の頒布を継続中であります。
本件書籍は、当社の社員である著者による内部告発であるとされておりますが、当社には過去も現在も吉田晃一という名前の社員が在籍したことはありません。また、本件書籍の内容には、「急成長していると思わせている派手な買収戦略は、何の成果もあげていない」「ソフトバンクは、適切なディスクロージャーを行うつもりは全くないことは明らかである」「これではソフトバンクの決算は信用できないではないか」等、当社などの社会的評価を低下させるものが数多く含まれており、しかもこれらの記述の多くは虚偽であります。本件書籍の出版は原告らの名誉を違法に毀損するものでありますので、不法行為に基づく損害賠償および謝罪広告の掲載を求めたものであります。
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