ソフトバンクとBloom Energyが、日本でクリーン・安定的・分散型の電力供給を行う合弁会社を設立

~Bloomエナジーサーバーは、すでに米国内において、オフィスビル、病院、データセンター、市庁舎やその他大規模商業施設に設置され、分散型電源として、継続して安定的に電力を供給しています~

ソフトバンクグループ
Bloom Energy Corporation

ソフトバンクグループ(所在地:東京都港区、代表:孫 正義、以下「ソフトバンク」)とBloom Energy Corporation(ブルームエナジー、所在地:米国カリフォルニア州サニーベール、共同創設者兼CEO:KRシュリダー、以下「Bloom Energy」)は、日本国内において需要が高まるクリーン・安定的・分散型の電力供給に向けて、折半出資の合弁会社Bloom Energy Japan株式会社(ブルームエナジージャパン、所在地:東京都港区、代表取締役社長:三輪 茂基、以下「Bloom Energy Japan」)を設立しました。本合弁会社は、長期に展望可能な電気代を望むお客さまにBloom Energy独自のエナジーサーバー(Bloomエナジーサーバー)から発電される電力を販売することで、日本国内における持続的な電力の安定供給、経済発展に貢献していきます。

Bloom Energyは、米国においてウォルマート、AT&T、Google、eBay、コカ・コーラなどその他多くの企業向けに発電をしており、すでに5年以上にわたり7億kWhを超える電力を供給しています。Bloomエナジーサーバーの導入により、導入企業は自社敷地内で効率的に発電を行うことが可能となり、炭素の排出量を減らし水の使用量を抑えると同時に、エネルギーコストや電源停止のリスクも軽減できます。

「エネルギー業界において革新的リーダーであるBloom Energyと合弁会社を設立することができて大変うれしく思います。本合弁会社を通じてBloom Energyの革新的な技術を提供していくことで、ソフトバンクグループのクリーンエネルギー普及促進の取り組みをさらに強化していきます」とソフトバンクグループ代表の孫 正義は述べています。

「日本のお客さまが電力を自らの意思で選択できるようになることは、世界中のエネルギー発電やその利用方法の変革を目指す私たちにとって、非常に重要なステップとなります」とBloom Energyの共同創設者兼CEOのKRシュリダー博士は述べています。

東日本大震災による被害、福島第一原子力発電所の事故や、その後の各原子力発電所の稼働停止は日本国内で大幅な電力不足を招きました。これにより、発電燃料の輸入は著しく増加し日本の貿易赤字を拡大させ、また、国内の電力価格は大幅に上昇しました。

Bloom Energy Japanは、コンパクトで24時間365日稼働し続ける、安全でクリ―ン・安定的・分散型の代替電力を提供することを目的に設立されました。ソフトバンクは、今回の合弁会社設立により、Bloom Energyの提供する分散型ベース電源と、これまで推進してきた太陽光発電や風力発電による再生可能エネルギーとの双方を提供していくことで、国内においてクリーンエネルギー普及促進の取り組みをさらに強化していきます。

Bloom Energy Japanの概要

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社名Bloom Energy Japan株式会社
資本金10億円
資本準備金10億円
資本構成
  • SBパワーマネジメント株式会社 50%
  • Bloom Energy Corporation 50%
事業内容クリーンで安全な燃料電池からの発電による電力の供給、販売事業。また、それに伴う、機器の輸入、設置などの付帯業務
代表取締役社長三輪 茂基

Bloom Energyについて

Bloom Energyは、クリーンで安定的な電力を世界中の人々に利用いただくことを目的に、2001年に設立されました。現在Bloomエナジーサーバーは、Google、ウォルマート、AT&T、eBay、コカ・コーラを含むFortune 500の多くの企業に電力を供給しています。本社は米カリフォルニア州サニーベール。詳細は、ウェブサイトをご参照ください。

Bloom Energyは、クリーンで安定的な電力を世界中の人々に利用いただくことを目的に、2001年に設立されました。現在Bloomエナジーサーバーは、Google、ウォルマート、AT&T、eBay、コカ・コーラを含むFortune 500の多くの企業に電力を供給しています。本社は米カリフォルニア州サニーベール。

Bloom エナジーサーバーについて

Bloomエナジーサーバーは、複数の燃料を活用できる、クリーンで高効率、分散設置型の画期的な固体酸化物形燃料電池です。本技術は、NASAの宇宙プロジェクトを通して開発されたもので、従来の水素燃料電池とは根本的に異なります。Bloomエナジーサーバーはバイオガスや都市ガスで稼働し、発電効率の高さにおいて他に並ぶものがなく、設置やメンテナンスも簡単に行うことができます。また、Bloom Energyの柔軟で拡張性のあるモジュール技術により、お客さまのニーズに合わせた発電容量で設置が可能です。


Life Technologies本社(米カリフォルニア州)での導入事例(1MW)/Bloom Energy本社(米カリフォルニア州)での導入事例(600kW)
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