マネジメントの異動について
マルセロ・クラウレが合意に基づきソフトバンクを退社
ミシェル・コンブがSoftBank Group InternationalのCEOに就任
ソフトバンクグループ株式会社(以下「当社」)は、当社とマルセロ・クラウレ(Marcelo Claure)との合意に基づき、9年間在籍したクラウレが退社したことをお知らせします。これに伴い、ミシェル・コンブ(Michel Combes)がSoftBank Group International(以下「SBGI」)のCEOに就任し、SBGIの運営とその投資ポートフォリオの管理など、SBGIを統括していきます※。
当社代表取締役 会長兼社長執行役員の孫 正義は、次のように述べています。
「在任中マルセロは、ソフトバンクグループに多大な貢献をしてくれました。これまでの彼の尽力に感謝するとともに、今後のさらなる活躍を願っています。ミシェル・コンブと有能なチームが、SBGIの取り組んでいる素晴らしい成果を引き継いでいくことができると確信しています」
マルセロ・クラウレは、次のように述べています。
「ソフトバンクグループでの9年間は、かけがえのない経験となりました。世界の素晴らしい経営陣や起業家たちとともにいくつもの大きなチャレンジに取り組む機会に恵まれ、そして皆で成功を収められたことは、とてもやりがいのあるものでした。私たちは、ソフトバンクグループの株主に価値を生み出しただけではなく、今後数十年にわたって業界のリーダーとなるであろう、先進的で革新的な企業への投資も行ってきました。私にソフトバンクグループで活躍する機会を与えていただき、また在任中にメンター、友人として接してくれた孫 正義氏には特に感謝しています」
ミシェル・コンブは、次のように述べています。
「このような機会を与えていただいた孫 正義氏に感謝します。そして、マルセロとの友情、パートナーシップにも感謝しています」
クラウレはこれまでSBGIのCEO、当社の副社長執行役員 COOとして、Sprintの再建、T-MobileとSprintの合併、WeWorkのリポジショニングの成功、ラテンアメリカ最大のベンチャーキャピタルファンドと米国のマイノリティ起業家に投資するSB Opportunity Fundの設立など重要なプロジェクトに貢献しました。
SBGIの傘下にはSoftBank Latin America FundとSB Opportunity Fundも含まれます。
ミシェル・コンブ略歴
これまでさまざまな業界の多国籍企業で強力なリーダーシップを発揮した後、2020年4月にSBGIのPresidentに就任し、現在はWeWork Inc.、OneWeb、SoFi Technologies, Inc.、Contentsquare、Jellysmack、Swileなど複数の当社のポートフォリオ企業の取締役のほか、Philip Morris International、Etisalat Groupの取締役も務めています。SBGI参画前はSprintのCEO、Sprint参画前はAltice、Alcatel-Lucent、Vodafone Europeなど複数の企業のCEOを務めてきました。École Polytechnique、Télécom ParisTech、Paris Dauphine Universityを卒業しています。
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