ソフトバンクグループによるAmpere Computing買収について

ソフトバンクグループ株式会社
Ampere Computing

ソフトバンクグループ株式会社(以下「SBG」)は本日、独立系の半導体設計リーディングカンパニーであるAmpere® Computing(以下「Ampere」)を、総額65億ドルの現金取引で買収することをお知らせします。本合意の条件に基づき、AmpereはSBGの完全子会社として運営を継続し、その名称を維持します。取引の一環として、Ampereの主要な投資家であるCarlyle(NASDAQ: CG)とOracle Corp.(NYSE: ORCL)は、それぞれのAmpere持分を売却します。

SBGは、クリスタル・インテリジェンスやStargateなどへの投資を通じ、AIインフラ分野での投資を拡大しており、本買収により、中核分野の強化および成長戦略を加速させることができます。

ソフトバンクグループ株式会社 会長兼社長の孫 正義は次のように述べています。
「ASI(人工超知能)の未来には、前例のないコンピューティングパワーが必要です。Ampereの半導体および高性能コンピューティングに関する専門知識は、このビジョンの実現を加速させ、米国におけるAIイノベーションへの私たちのコミットメントをさらに強化するものです」

Ampere 創業者兼CEOであるRenee Jamesは次のように述べています。
「AIの発展を推進するという共通のビジョンを持つ私たちは、ソフトバンクグループの一員となり、同グループの優れたテクノロジー企業群と協力できることを楽しみにしています。これは当社チームにとって素晴らしいことであり、高性能ArmプロセッサとAIのためのAmpereOne®ロードマップをさらに推進できることをうれしく思います」

2018年にシリコンバレーで設立されたAmpereは、当初クラウドネイティブ・コンピューティングに注力していましたが、その後、持続可能なAIコンピューティング分野へと事業を拡大しました。同社は、エッジからクラウドデータセンターに至るまで、多様なクラウドワークロード向けに複数の製品を展開しています。

取引の詳細

本契約の条件に基づき、SBGはAmpereを65億ドルの現金で買収します。本取引は、規制当局の承認を含む通常の完了条件に従い、2025年後半に完了する見込みです。

なお、Ampereの本社は引き続きカリフォルニア州サンタクララに置かれます。

Ampereについて

Ampereは、高性能かつエネルギー効率に優れた、持続可能なAIコンピューティング向け半導体設計を行う企業であり、Armコンピュート・プラットフォームを基盤としています。
詳細は、こちらのリンクから:https://amperecomputing.com

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