当社連結子会社がボーダフォングループ向けに発行した優先株式などの当社による取得について
当社は、当社の連結子会社であるBBモバイル株式会社(本社:東京都港区、代表者:孫 正義、以下「BBM」)が、 ボーダフォン(株)(現ソフトバンクモバイル(本社:東京都港区、代表者:孫 正義、以下「SBM」))買収のため 英国ボーダフォングループ向けに発行した第一種優先株式および新株予約権と、SBMが同グループから調達した 劣後借入(長期借入金)の全額を、それぞれ同グループから取得することについて、同グループとの間で合意しました。 詳細は、下記の通りです。
記
1. 今回の取引内容
(1)ボーダフォングループから取得する資産の内容
- 1)BBMの第一回第一種優先株式(1,500,000株)
- 2)BBMの新株予約権(245個)
- 3)SBMの劣後借入(長期借入金)の元利金
(2)取得価額
上記(1)の1)~3)の対価として総額4,125億円。
(3)取得予定日
2010年12月中の取得を予定。
(4)支払い予定日
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時期 | 金額 | |
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第1回支払い | 2010年12月中 | 2,125億円 |
第2回支払い | 2012年4月2日 | 2,000億円 |
(5)当該取引の目的
当該取引を行うことで、SBMに関わる事業戦略および財務戦略の柔軟性を高めることが可能となります。
2. 当社の連結財務諸表に与える影響
現時点において取得日が確定していないため、ボーダフォングループから取得するSBMの劣後借入(長期借入金)に係る 利息の金額が確定出来ませんが、当該取引の実行に伴い当社は、2011年3月期第3四半期の連結損益計算書上、 約55億円の特別利益を計上する見込みです。
また、当該取引により取得した資産と、これまで連結貸借対照表に計上されていた負債および少数株主持分は、 連結会社間の取引として相殺消去されます。なお、第2回支払い分の2,000億円は、2011年3月期第3四半期の連結貸借対照表において 長期未払金として計上する予定です。
3. その他
当社グループが掲げている、2009年3月末時点の純有利子負債1,939,520百万円を3年間(2012年3月末まで)で半減させ、 6年間(2015年3月末まで)でゼロとする目標に変更はありません。なお、当社グループとボーダフォングループは今後も引き続き、 事業上の緊密な関係を維持してまいります。
参考
本件の取引に関してこれまでに公表したプレスリリース
- 2006年3月17日 ボーダフォン株式会社の買収およびヤフー株式会社との携帯電話事業に関する業務提携について
- 2006年4月27日 ボーダフォン買収完了に関するお知らせ
- 2006年11月17日 移動体通信事業のリファイナンスに係る取締役会決議のお知らせ
以上
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