株主・投資家情報(IR)

チーフ・サステナビリティ・オフィサー(CSusO)メッセージ
—ソフトバンクグループレポート 2026

ASI時代を見据えた
プラットフォームへの投資を通じて、
人々の幸せに貢献

常務執行役員
CAO 兼 CSusO 経理統括

君和田 和子

ソフトバンクグループの経営理念は、情報革命を通じて人類と社会へ貢献する未来を描くことです。現在、情報革命の中心はAIへと移行し、その進化と社会実装が、社会・環境課題の解決にも貢献できると確信しています。例えば、フィジカルAIの導入は、現場業務の効率化や生産性向上だけでなく、長期間を要する高度な技術承継や労働力不足といった社会課題を解決する可能性があります。また、AIモデルを医療分野に活用し、一人ひとりにあった予防・医療を提供することで、人々の健康や生活の質の向上が期待されています。

私たちは、こうしたAIの高度化の基盤となるASI時代のプラットフォームに投資を進めています。AIモデルやフィジカルAIだけではなく、AIチップ、データセンターや電力基盤といったAIインフラの構築なども重要です。AIの高度化を支える基盤への投資を通じ、社会の進化と新たな価値創造に貢献していきたいと考えています。

一方、AIの高度化には、データセンターにおける電力消費の増加という課題があります。AIの処理能力を高めながら消費電力を抑える、高効率なAIチップの開発・活用が重要であり、さらに従来型データセンターに比べて冷却に大量の水を使用するため、水資源をはじめとする環境などへの影響課題も解決していく必要があります。また、AIの活用にあたっては、高い倫理性や適切なガバナンスも求められます。AIの高度化がもたらす機会を最大化しながら、環境負荷や社会的リスクを適切に管理し、持続可能性との両立を図ることが重要です。ソフトバンクグループは、こうしたリスクを適切に評価し、投資実行時のみならず、投資後もモニタリングを確実に実行することで、投資活動を通じた持続的な価値創造につなげていきます。

私はCSusOとして、このような将来の成長機会とリスクの両面を見据えながら、サステナビリティ視点を事業に結び付けることが「実のある取り組み」であると考えています。そのような取り組みや成果を、投資家をはじめとするステークホルダーの皆様に正確かつ透明性高くお伝えする「信頼される開示」も私の重要な使命です。2027年3月期の有価証券報告書におけるSSBJ基準※1への対応についても、グループ各社と連携して着実に準備を進めています。

私たちは、情報革命によって社会が進化し、その先にある人々の幸せに貢献することこそがソフトバンクグループのサステナビリティと考え、ASI時代を見据えた未来への投資と責任ある事業活動を両立しながら、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

  • ※1 サステナビリティ基準委員会(Sustainability Standards Board of Japan)が公表する、日本におけるサステナビリティ開示基準

  • 本ページにおける情報は2026年7月27日現在のものです。

  • 本ページにおける社名または略称はこちらよりご確認ください。

関連コンテンツ

x
ページトップへ戻る