投資持株会社であるソフトバンクグループにとって重要な指標であるNAVは、ArmとOpenAIが牽引した結果、2026年3月末時点で40.1兆円と過去最高を更新しました。また、安全性を測る指標であるLTVは前年度末から1ポイント低下し17.0%、手元流動性は同0.2兆円増加し3.5兆円となりました。大型投資を進めながらも財務安全性が改善したことは、2025年度の大きな成果です。

また、親会社の所有者に帰属する純利益は5.0兆円と過去最高となり、日本企業として史上最高益を更新しました。この結果は、投資家の皆様にもポジティブに受け止めていただけるものと思います。一方で、われわれは投資持株会社であり、会計上の利益に一喜一憂することは必ずしも適切ではありません。重要なのは、現在の投資が5年後、10年後のNAVの成長にどうつながっていくかです。今回の結果も、その長期的な成長曲線における一つの通過点としてご評価いただきたいと考えています。